フェデレイテッド・データ・ルーティング
フェデレイテッド・データ・ルーティングは、 データ・ファブリックを構築するため全企業にわたるデータ層をその基盤に統一します。さらに別のポイント・ツー・ポイントの統合ソリューションや中央ストアにコピーを作成するものとは異なり、YOUniteはデータ・イベントの発生したソース・システム間のリアルタイムのイベント・ドリブン・データ層ルータです
アダプタ & データ・クウォリティ
- アダプタは、エンタープライズにそれぞれはつながっていないソース・システムとYOUniteのインタフェースです
- アダプタは、ソース・システムでのデータ・イベントを察知し、必要に応じて他のソース・システムに同期する機能を持ちます
- YOUniteにデータ・イベントを送る前にアダプタは内部でデータ・クウォリティ・タスクを実行するか、あるいは外部のデータ・クウォリティ・サービスにリクエストすることができます
- YOUniteは、いろいろなデータベース、Kafkaやアプリケーションに対応する既製のアダプタを提供します。さらに、YOUnite Adaptor SDKでカスタム・アダプタを作成することができます
グローバル・マッチ/マージ
データ・スチュワードは、企業全体にわたり重複データ・レコードを特定するカスタム・クライテリアを定義できます。例えば、SQLのようなルールと数値の組合せ、ケース・センシティブとファジィ・マッチングなど。
データ・ガバナンス
YOUniteは、データ層のファイアウォールです
データ・ガバナンスは、データ層のソース・システム間のデータ管理プロセスです。具体的には、あるソース・システムがデータ・イベントをどのソース・システムとシェアし、また受け取るかを選択します。例えば、ERPソース・システムは、異なる地域の一部のシステムから変更の受取に制限を加えることができます。また、顧客ソース・システムではガバナンスを設定して個人情報が他のソース・システムと共有されないように設定することができます。
ルーティング & リネージュ
YOUniteは、データ層のルータです
主要なステークホルダは、イベントの完全な履歴を参照することが可能です。また、データ・スチュワードは履歴からデータ品質の問題を特定することができます。「顧客の忘れられる権利」の実装を大幅に簡略化できます。
データ・リネージュは、データそのものはログには保存せず、特定レコード(IDで識別された)に起こったデータ・イベントのみ保存し、参照することができます。